iDeCoよりもつみたてNISAを選ぶ3つの理由

iDeCoよりもつみたてNISAを選ぶ3つの理由

こんにちは、アドランです。

将来の資金を貯めるために国が非課税制度を用意しています。

それがつみたてNISAとiDeCo(イデコ)です。

この2つは似た制度で、

つみたてNISAとiDeCoの違いは何?
2つのうちどちらがいいの?

と思っている人も多いと思います。

私はつみたてNISAしかやっていません。

そこで、この記事ではつみたてNISAとiDeCoの違いを解説して、私がつみたてNISAを選ぶ理由を説明します。

この記事を読めば、つみたてNISAとiDeCoをどのように活用すればいいのかわかるようになりますよ。

この記事の結論
iDeCoよりつみたてNISAを選ぶ理由
・iDeCoは60歳まで引き出せない
・iDeCoは年間積立額が小さい
・積立期間が20年を切っている

つみたてNISAとiDeCoの違い

まずはつみたてNISAとiDeCoの違いについて簡単に見ていきましょう。

 つみたてNISAiDeCo
積立期間2042年まで60〜65歳
税制優遇運用益が非課税(20年間)・運用益が非課税
・投資した金額が全額所得控除される
・受取時に所得控除がある
年間投資上限額40万円14.4〜81.6万円
引出し時期いつでもOK60歳〜75歳までに受給開始
手続き等なし・加入時に会社に申請あり
・毎年年末控除か確定申告あり

積立期間は、iDeCoは2022年5月からサラリーマンは65歳まで積み立てることができます。
その他の自営業者や専業主婦などは変わらず60歳までとなります。

つみたてNISAはあと20年ですが、iDeCoは今の自分の年によるので、若い人であればiDeCoの方が長い積立期間を取ることができます。

税制の優遇については、つみたてNISAは運用益に対する税金が非課税になるだけですが、iDeCoは運用益の非課税に加えて投資する時や受け取り時にも税金が控除されます。
これはiDeCoの大きなメリットです。

特に投資した金額が全額所得控除されるのは、ありがたいですよね。
1回分はあまり大きくないですが毎年あるので長期で見ると大きな金額になります。

掛金の年間上限額は、つみたてNISAは一律40万円ですが、iDeCoは幅があります。
81.6万円できる人は自営業者で、サラリーマンは27.6万円までです。
サラリーマンはもう少し増えたらいいなと思います。

引き出せる時期は、つみたてNISAはいつでもいいですが、iDeCoは60歳以降にならないと引き出せません。

ここは人によってメリットであり、デメリットでもあると思います。

手続きについては、口座の開設や投資信託の購入以外の部分です。

つみたてNISAはありませんが、iDeCoは加入時に会社に申請が必要ですし、毎年年末調整か確定申告を行わなければいけません。
ここが少し面倒なところです。

私がつみたてNISAを選ぶ理由

私がiDeCoをしないでつみたてNISAを選ぶ理由は次の3点です。

・iDeCoは60歳まで引き出せない
・iDeCoは年間積立額が小さい
・積立期間が20年を切っている

iDeCoは60歳まで引き出せない

iDeCoのデメリットの一つでお金を自由に引き出せず、60歳まで資金ロックされます。

我が家の場合、まだ子供が小さいので将来の学費などに大きな出費が予想されます。

その時のために投資でお金を増やしておくというのも目的の一つなので、資金ロックされるとうまくありません。

iDeCoは年間積立額が小さい

サラリーマンは14.4〜27.6万円なので少ないと思います。
一方のつみたてNISAが40万円です。

なので、つみたてNISAを優先的に使う方がいいと考えています。

積立期間が20年を切っている

私はすでに40代前半です。65歳まで積み立てても約20年です。
つみたてNISAとほぼ同じ期間になります。

ですが、iDeCoは運用が75歳までですが、つみたてNISAなら2042年から20年間です。

老後の資金として必要な時が来るまでお得に運用し続けたいと思っているのでつみたてNISAを選んでいます。

iDeCoに向いている人

私はつみたてNISAを選んでいますが、iDeCoが向いている人はこんな人です。

・自営業者や専業主婦など退職金がない人
・60歳まで使う予定がないお金がある人
・少しの手間でも手続きすれば積立を崩してしまう人

自営業者や専業主婦など退職金がない人

iDeCoは受け取り時に一時金(退職金扱い)年金のように受け取るか選ぶことができます

それに対して所得控除があるのですが、一時金を選んだ場合サラリーマンは会社からもらう退職金と合算されて所得控除が適用されます。

なので、退職金の所得控除額の1500万円を超えて税金がかかる可能性があるのです。

受け取る時の税金がかからないようにする方法はありますが、自分の必要な時に受け取りたいですし、ちょっと面倒です。

その点、自営業者や主婦(夫)は退職金がないので控除をフルに活用できて受け取ることができます。

60歳まで使う予定がないお金がある人

60歳までに使えなくても問題がない人はiDeCoが選択肢に入ってくると思います。

少しの手間でも手続きすれば積立を崩してしまう人

普段の生活でお金が足りなくなるとすぐに貯金を取り崩してしまうような人には向いているのではないでしょうか。

iDeCoは、60歳以前に解約する条件がとても厳しいので解約したくてもできません

なので、積立を崩してしまう人は確実に老後に残せるようになります。

まとめ

私がiDeCoではなくつみたてNISAを選ぶ理由を説明しました。

iDeCoではなくつみたてNISAを選ぶ理由
・iDeCoは60歳まで引き出せない
・iDeCoは年間積立額が小さい
・積立期間が20年を切っている

私にとっては60歳まで資金ロックされるのがiDeCoをやらない一番の理由です。

人生なにがあるかわかりません。老後に備えることも大事ですが、その前に破綻したら意味がありません。

つみたてNISAで資産を増やしながらいざという時に備えるのがいいと考えています。

なので、まずはつみたてNISAを上限まで使って、それでも余剰資金があり条件が合うならiDeCoを使うというのがいいのではないでしょうか。

みなさんの参考になれば嬉しいです。

ありがとうございました。

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