
こんにちは、アドランです。
子どもの教育費や老後の資金などの将来のお金を貯めないといけないと思っている人は多いと思います。
その一つの方法として投資を始めたいと考えている人が増えてきていますね。
でも、「生活防衛資金を貯めてから始めましょう。」ってどの本にも書いてありますよね。
当然万が一の時に備えて現金は必要です。
でも、そうすると子どもがいて、住宅ローンがある我が家のような家ではその生活防衛資金を貯めることさえ大変なわけです。
そういう人は投資はできないのか?ということになってしまいますが、そんなことはないと思っています。
実際、僕はもう10年ほど少額ですが積み立て投資をしています。
この記事では
生活防衛資金がないと投資をはじめられないのか?
といった疑問を解決できる記事になっています。
この記事を読み終えれば、投資に一歩踏み出して行くことができます。
生活防衛資金がないと不安
生活防衛資金とは、急に職を失ったときにとりあえず生活にあてたり、突発的な大きな支出にあてるための貯蓄です。
生活防衛資金がないと
突然の大きな出費に対応できない。
ということが起きてしまいます。
そのために新たなローンを組むようでは元も子もありません。
それにいつもお金のことが心配で心の余裕がなくなってしまいます。
それぞれの考え方はありますが、少しは貯蓄がないと不安ですよね。
投資からみる生活防衛資金の問題点

それじゃ生活防衛資金はいくらあればいいのか?ということになりますが、
よく言われているのが生活費の6ヶ月から1年分です。
例えば生活費を25万円とするなら、6ヶ月で150万円、1年分で300万円になります。
子どもがいるとそんなに生活費を削るわけにはいかないので25万円くらいは必要になってくると思います。
しかし、普段の生活費から貯蓄をしていって150万円貯めるのに相当な時間がかかりますよね。
特に子どもがいると思うようには貯まっていかないものです。
生活防衛資金が貯まるまで投資ができないとなると問題があります。
- 投資期間が減る
- 複利の効果が得られない
投資は、期間が長ければ長いほど元本割れするリスクが小さくなっていきます。
全世界の株式に投資した場合の過去のデータをみると、
だんだん元本割れのリスクが少なくなっていって、
15年以上投資を続けていると元本割れにはなっていません。
あくまで過去のデータになるので、将来も同じかどうかはわかりませんが、
そんなに大きくは変わらないのではないでしょうか。
なので、投資は長期間続けることが大切です。

出典:東京東海証券
複利の効果も時間が経てば経つほど大きくなります。
ここで「複利」って何?という人のために簡単に説明しておきます。
複利というのは、元本とついた利子を合わせた金額に対して利子がつくことです。
投資でいうと運用で得た収益を再び投資することで、利息が利息を産んで大きくなっていきます。

はじめはそんなに変わらなくても、長期間投資することで上昇カーブを描いていきます。
出典:東証マネ部
この2点の効果がとても大きくて特に大金を投資にまわせないサラリーマンには大事なポイントです。
それが、生活防衛資金が貯まるのを待っていると投資期間が減ってしまって投資の効果が薄れてしまいます。
生活防衛資金を貯めながら投資をスタートする

それじゃどうやったらいいのか?ということになりますよね。
結論からいうと、生活防衛資金を貯めながら投資をスタートするということです。
とはいっても、生活防衛資金がまったくなかったら不安なので30万円くらいの貯蓄は必要だと思います。
それが貯まったら少額から投資をスタートしましょう。
たとえば、毎月3万円貯蓄にまわせるとしたら
2万円を貯蓄へ、1万円を投資にまわすという形です。
この配分はそれぞれの家庭にあわせて変えていけば良いと思いますよ。
もっと投資にまわせるなら増やせばいいですし、
投資ははじめてで不安だから減らしたいという人は
もっと減らして5000円とか3000円とかでもいいと思います。
特に楽天証券やSBI証券だと100円から投資ができます。
これくらいなら、日々の缶コーヒーを家からのボトルにするだけで捻出できますよね。
そして、何に投資していいかわからない人もいると思います。
はじめは、積立NISAがいいと思います。
年間40万円までしか投資できませんが、投資の利益に対して税金がかかりません。
そこからこつこつはじめて慣れてきたら増やしていくのがいいと思います。
我が家も積立NISAに2万円積立てながら、貯蓄もしています。
万が一何かあった場合には貯蓄のほうから使っていうようにしています。
まとめ

生活防衛資金がないと万が一の時に対応できないので不安なので少しは必要です。
ですがしっかり貯まるまで待っていると投資期間が十分にとれない可能性があるので、30万円ほど貯蓄ができたら投資をはじめてみましょう。
その際は積立NISAを利用して、少額から始めましょう。
月々3000円でも5000円でもOK!
楽天証券やSBI証券なら100円からでも投資できます。
長期間コツコツ投資することが将来大きな資産を産みます。
なので、生活防衛資金を貯めながら投資をはじめてみましょう。
ありがとうございました。