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- 毎月積立と毎日積立どちらがいいの?
- 毎月積立と毎日積立の特徴を知りたい
ビットコインは価格の変動が大きいので、どのくらいの頻度で投資すればうまく行くのか不安に思う方もいるはずです。
私は1年以上ビットコイン積立を「毎日積立」してますが、始めるときはどちらがいいのか悩みました。
そこで、この記事では毎月積立と毎日積立を比較して、どちらがおすすめなのか解説します。
この記事を読めば、それぞれの特徴を理解したうえで投資頻度を選ぶことにより、自分に合った投資をすることができますよ。
「毎月積立」と「毎日積立」の投資結果に大きな差はない
結論から言うと、ビットコインに長期的に投資していく場合は、「毎月積立」と「毎日積立」の結果に大きな差はありません。
その理由は、それぞれに特徴があって、ビットコイン価格が上がっているのか下がっているのかによって有利な投資頻度がかわるためです。
実際にどっちらが有価は以下のようになります。
- 上昇局面なら「毎月積立」が有利
- 下落局面なら「毎日積立」が有利
価格は上下するので「毎月積立」も「毎日積立」も有利になる場面があります。
しかし、価格の予測はできませんし、その時々で積立頻度を変更するのは大変です。
そのため、下落局面でも有利に働く「毎日積立」をおすすめします。
下落してもが有利ならストレスも少なくていいね
「毎月積立」と「毎日積立」を徹底比較
「毎月積立」と「毎日積立」を比較していきます。
比較するポイントは次の3つ。
比較ポイント | 毎月積立 | 毎日積立 |
有利な価格変動 | 上昇しているとき | 下落しているとき |
手数料 | 安くおさえられる | 高めになる |
精神的な負担 | 毎日よりはある | ほとんどない |
それではひとつづつ解説していきます。
有利な価格変動
ビットコイン積立は、定額で購入するので「高いときに少なく、安いときに多く買う」手法です。
ビットコインの価格が上がっていくか下がっていくかによって特徴があります。
- 上昇しているとき・・・だんだん購入量が減る
- 下落しているとき・・・だんだん購入量が増える
それぞれの状況で「毎月積立」か「毎日積立」か有利な方法が変わります。
以下の図で解説します。
図はイメージ図なので単純化しています。
価格の変動は均等に変化していくことにします。
毎日積立を30日にすると計算が複雑になるので10回にしています。
価格が上昇しているとき
上昇しているときは「10回に分散」に比べて投資額の大きい「毎月」の方が安い時にたくさん買えますが、「10回に分散」は少しずつ購入数量が減っていくことになります。
「毎月」は、その月の一番安い時に10,000円購入するので1000枚、900枚と購入できます。
しかし、10回に分けたの場合は、だんだんビットコイン価格が上がるので、買うたびに100枚、99枚、98枚と減ってしまう。その結果、同じ金額を購入しても数量が少なくなってしまいます。
そのため、ビットコインの価格が上昇しているときは、毎月積立の方が有利になります。
価格が下落しているとき
上昇しているときとは反対に、下落しているときは「毎月」に比べて購入回数の多い「10回に分散」する方がたくさん買えます。
しかし、「毎月」はその月の一番高い時に買うので、購入枚数は少なくなります。
10回に分散すると、買うたびに100枚、101枚、102枚と購入枚数が増えていくので、「毎月」よりも購入枚数が多くなります。
そのため、ビットコイン価格が下落しているときは「10回に分散」している方が有利になります。
手数料
手数料は、「毎月」の方が「毎日」に比べて安く抑えられます。
取引に手数料がかかる場合、ビットコインを購入するたびに手数料がかかります。
「毎日」だと取引回数が多くなり、手数料がかさんでしまいます。1回の手数料は大きくありませんが、集まれば大きな金額になり、その分ビットコインを買うことができません。
そのため、取引回数の少ない「毎月」の方が手数料を安く抑えることができます。
仮想通貨取引所によっては、取引手数料が無料のところもあります。
手数料は「毎月」でも「毎日」でも無料の方が良いですが、特に「毎日」を選択する場合は、手数料無料の取引所を選びましょう。
精神的な負担
一般的に積立投資は、他の投資法に比べればストレスは少ないです。
ですが、「毎日」と「毎月」を比較した場合、「毎日」の方が下落局面でも「たくさん買えるチャンス」ととらえることができるのでストレスがなくなります。
できるだけストレスはないほうがいいよね
初心者や値動きに動揺したくない方は、「毎日」を選ぶことをおすすめします。
「毎月積立」と「毎日積立」の シミュレーション
ここでは過去のチャートを利用して「毎月積立」と「毎日積立」のシミュレーションをしてみます。
2年間のシミュレーション
チャートは2021年4月~2023年3月の2年間です。
投資額は、毎月1万円×24か月=総額24万円です。毎日積立は、毎月1万円になるように調整しています。
期間中の手数料やスプレッドなどは考慮していません。
売却価格は1BTC=4,000,501円(2023年4月29日終値)です。
まずは、2年間のシミュレーション結果です。
購入枚数 | 収益 | 損益 | |
毎月積立 | 0.06249298枚 | 250,003円 | 10,003円 |
毎日積立 | 0.06370171枚 | 254,839円 | 14,839円 |
この2年間では、「毎日」の方が良い成績でした。注目は購入数量で、「毎日」の方が約0.0012BTC多く買えています。
次に値動きの激しい前半1年間と比較的値動きの落ち着いていた後半1年間で見てみましょう。
まずは前半1年間の結果です。
購入枚数 | 収益 | 損益 | |
毎月積立 | 0.02338793枚 | 93,563円 | -26,437円 |
毎日積立 | 0.02394178枚 | 95,779円 | -24,221円 |
次に後半1年間の結果です。
購入枚数 | 収益 | 損益 | |
毎月積立 | 0.03910505枚 | 156,440円 | 36,440円 |
毎日積立 | 0.03975993枚 | 159,060円 | 39,060円 |
どちらの1年間も「毎日」のほうが購入枚数が多くなっています。
値動きの激しかった前半1年でも、比較的落ち着いていた後半1年でも同じ結果になったことは「毎日」のほうがいい結果が得られる可能性が高いことを示しています。
上昇局面のシミュレーション
「毎月」が有利になるときは「価格が上昇しているとき」ということを前述しました。
実際に上昇しているときのシミュレーションをしてみましょう。
対象期間は、短いですが2021年7月~11月です。収益は1BTC=6,338,953円(2021年11月30日終値)で計算しています。
投資額 | 購入枚数 | 収益 | 損益 | |
毎月積立 | 50,000円 | 0.01017050枚 | 64,470円 | 14,470円 |
毎日積立 | 50,000円 | 0.00974474枚 | 61,771円 | 11,771円 |
「毎月」の方が、約0.0004枚多く購入できました。上昇しているときは「毎月」の方が購入枚数が多くなることが確認できましたね。
シミュレーションをした結果、全期間では「毎日」が、上昇局面では「毎月」がいい結果になりました。
では、どちらをおすすめするかと言えば「毎日」をおすすめします。
なぜなら、ビットコインの価格がずっと上昇していくならいいですが、そんなことはなく上下するのが普通です。
価格が下落しても有利な「毎日」の方が良い結果を得られる可能性が高いからです。
迷ったら「毎日積立」がおすすめ
「毎月積立」と「毎日積立」について比較してきました。
ポイントを再確認してみると以下のようになります。
「毎月積立」と「毎日積立」の比較結果
- 「毎月積立」と「毎日積立」の結果に大きな差はない。
- 上昇相場では「毎月積立」が、下落相場では「毎日積立」が枚数を多く買えるため有利となる。
- 手数料は、「毎月積立」の方が安く抑えられるが、手数料無料の取引所もあるのでそこを利用する。
- 精神的なストレスは「毎日積立」の方が少ない。
それぞれの積立方法にあまり差は出ないので、投資する額やリスク許容度に合わせて、自分に合った方を選べばいいと思います。
とはいえ、そんなこと言ってもどちらにしたらいいかわからないという方は、「毎日積立」をおすすめします。
下落局面で数量を多く買えることにより、将来ビットコイン価格が上がったときに儲けを大きくできます。また、ストレスも少ないので気軽に投資することができます。
自分に合った積立頻度で、コツコツ資産を大きくしていきましょう。
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